■作成
■概要
切り抜き対象を不透明にしアルファ操作で切り抜き対象以外の部分を透明にする。時間が掛かるもののあとあと修正が効くことや輪郭にぼかしを入れられるメリットがあり、
切り抜き画像の作り方1より綺麗に仕上がる。
■手順1
AzPainter2を起動し、「ファイル」>「開く」>切り抜く画像を選択(ここでは
monar.png)。
■手順2
「表示」>「ツールウィンドウ」、「コントロールウィンドウ」、「レイヤウィンドウ」、「拡張パレットウィンドウ」をクリックしてチェックを入れ表示させる。
■手順3
「レイヤウィンドウ」で「レイヤ」>「追加」を選択し新規のレイヤを作成。
■手順4
「ツールウィンドウ」で「ペン」(赤枠囲み)と「自由線」(赤枠囲み)をクリックし、「アンチエイリアス」と「形状/柔」にチェックを入れる。
「コントロールウィンドウ」でペンの太さを選択(赤枠囲み部分、ここでは「2」)。
「拡張パレット」で切り抜き対象の画像であまり使われてない派手な色を選択(ここでは「ピンク」)。
ナビゲーションツールバーの「拡大」(赤枠囲み)をクリックし拡大調整(ここでは「400%」)。
■手順5
切り抜き対象の輪郭にカーソルを合わせ左クリックでなぞる。なお、右クリックをすると色を抽出してしまうため「拡張パレットウィンドウ」で再度色を指定する。
■手順6
輪郭からはみ出すなどし間違えた場合は「編集」>「元に戻す」かナビゲーションツールバーの「元に戻す」(赤枠囲み)をクリックすると1操作分戻る。消したい場合は「ツールウィンドウ」で「消しゴム(ドット)」(赤枠囲み部分)を選択しカーソルを合わせ消す。
作業の中断については
作業の一時中断を参照。
■手順7
切り抜き対象の輪郭を全て囲ったら「ツールウィンドウ」で「塗りつぶし」(赤枠囲み)を選択、「境界自動判定」(赤枠囲み)にチェックを入れる。
■手順8
切り抜き対象の枠内を左クリックし塗りつぶす。
■手順9
塗り残しがないか拡大表示してチェックする。塗り残しがあったら「ツールウィンドウ」で「鉛筆」(赤枠囲み)と「自由線」(赤枠囲み)を選択し塗りつぶす。
■手順10
「レイヤウィンドウ」で最初に開いたレイヤを左クリック(背景が淡いピンク色で表示される)。
下の画像では「レイヤ0」は淡いピンク色背景、「レイヤ1」は白背景に変わったのを確認。
■手順11
「フィルタ」>「アルファ操作」>「他のレイヤと操作」を選択。
■手順12
「他のレイヤと操作ウィンドウ」で「対象レイヤ」に2番目に作ったレイヤ(ここではレイヤ1)を選択。
「操作」で「対象レイヤの値をコピー」を選択しOKをクリックすると1番目のレイヤ背景が削除される。
■手順13
「レイヤウィンドウ」で2番目に作ったレイヤを選択(ここではレイヤ1)。
下の画像では「レイヤ0」は白色背景、「レイヤ1」は淡いピンク色背景に変わったのを確認。
■手順14
「レイヤ」>「削除」を選択。
■手順15
「ファイル」>「別名で保存」を選択。
「ファイル名」は好きなファイル名、「ファイルの種類」はPNGを選択。
■手順16
「PNG保存ウィンドウ」で「アルファ付32BITカラー」を選択、これで切り抜き完成。